
久しぶりに顔を合わせてホッとする一方で、
「前より疲れやすくなっている気がする」
「なんだか生活が回っていないように見える」
そんなふっと気になるサインを感じる方は少なくありません。
千葉市若葉区で訪問看護を行うあみ訪問看護ステーションでも、「帰省した時に気づいたちょっとした変化をきっかけに相談をいただく」というケースがとても多いです。
親は子どもに心配をかけまいと、
という親心を持っています。
だからこそ、帰省は家族しか気づけない小さなサインを見つける絶好の機会。
ここから紹介する10のチェックポイントは、「え?そんなところを見るの?」と思うような、でも実際に生活の変化が最も現れやすい部分ばかりです。
ひとつでも気になる項目があれば、早めに対策した方が安心につながります。
では、具体的に見ていきましょう。
冷蔵庫は生活の鏡です。
中身が少なく、賞味期限の切れたものばかり…という場合は、
など、複数の問題が隠れていることがあります。
特に高齢者は食事量の低下から体力が落ち、さらなる不調につながることも多いです。
「いつもの定位置に物がない」
「同じものが複数出てくる」
そんな状態は、認知機能の変化が隠れていることもあります。
探し物が増えたり、物をどこに置いたか忘れやすくなるのは、誰にでも起きる加齢変化ですが、頻度が増えると注意が必要です。
訪問看護でも最も多い悩みが服薬管理です。
こうした状態は体調の変動につながり、持病の悪化や急変にも関係します。
薬の残り具合や飲み方の癖を見るだけで、生活状況がわかることも多いのです。
転倒は高齢者の生活を大きく変えてしまう重大事故です。
一度転ぶと骨折や入院につながり、そのまま歩く力が戻らないこともあります。
チェックすべきポイントは意外と身近な場所にあります。
帰省時には「危なそうな場所がないか」を一緒に歩いて確認してみてください。
歩く速度は健康状態を映すバロメーターです。
これらは筋力低下や関節の硬さ、バランス能力の低下のサインです。
一緒に散歩に出てみると分かりやすいでしょう。
家事は体力・意欲・認知機能の変化が最も現れやすい部分です。
これらは「やりたいけれど体がついていかない」状態のこともあります。
「シンクにお皿が溜まる」のも明確なサインです。
食器洗いは毎日の作業であり、ここが滞るということは生活全体を回すエネルギーが不足している可能性があります。
認知症の初期症状でもある会話の変化。
たとえば、
家族だからこそ気づける違いがあります。
清潔保持が難しくなると、感染症や皮膚トラブルのリスクが一気に高まります。
「掃除が追いつかない」
「面倒で放置してしまう」
これは体力低下やうつ傾向が関係していることもあります。
元気そうに見えても、実は不調を隠していることはよくあります。
こうした様子があれば、体調への不安が背景にある可能性大です。
帰省中のチェックは親を責めるためではなく、親がこの先も安心して暮らしていくための準備です。
もし気になるポイントがひとつでもあれば、どうか早めに専門職へ相談してみてください。
千葉市若葉区で訪問看護を行うあみ訪問看護ステーションでは、「ちょっと気になる」という段階での相談にも丁寧に対応し、必要に応じて生活サポート・医療連携・予防ケアを提案しています。
親の変化は、家族が一番早く気づけるもの。
その気づきは、未来の安心を守る大切な第一歩です。