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私たちが『その人らしい在宅生活』を大切にする理由

2026年02月26日

千葉市若葉区の訪問看護として『その人らしい在宅生活』を考える

『その人らしく過ごせたらいいですね』

在宅医療や介護の現場では、この言葉を耳にすることがよくあります。

とてもやさしく前向きで、一見すると正解のようにも聞こえます。
けれど私たちはいつも、この言葉を使うたびに少し立ち止まります。

 

『その人らしく』って簡単なようで難しい言葉だと思っています

その人らしさとは、何でしょうか。
元気だった頃の姿でしょうか。
家族が思い描く理想の姿でしょうか。

訪問看護の現場では、
この「らしさ」が、人によって、時期によって、少しずつ違っていることを日々感じます。

だからこそ、簡単に決めつけてはいけない言葉だと思っています。

 

正解は分かっていても、気持ちが追いつかないことがあります

医療や看護には、安全性や再発防止といった「正しさ」があります。

〇 こうした方が安全
〇 こうした方が負担が少ない
〇 こうした方が予後がいい

それらは、どれも大切な視点です。

けれど、その正しさが、ご本人の気持ちと少しずれてしまう場面もあります。

✔ 危ないと分かっていても、自分で歩きたい
✔ 時間がかかっても、できることは自分でしたい
✔ 完璧じゃなくていいから、今まで通りの生活を続けたい

その気持ちを無視してしまったら、在宅生活は、どこか苦しいものになってしまいます。

 

在宅生活は、治す場所である前に『生きている場所』

病院は、治療をする場所です。

一方、在宅生活は、その人が日々を生きている場所です。

✔ 朝、どの部屋で目を覚ますのか
✔ 誰と、どんな会話をしながら過ごすのか
✔ どんな音や匂いに囲まれているのか

そこには、その人の歴史があります。

訪問看護は、医療を届ける仕事であると同時に、その人の生活の中にお邪魔する仕事でもあります。

だからこそ、医療だけを持ち込むのではなく、暮らしを尊重する姿勢を忘れないようにしています。

 

あみ訪問看護ステーションが見ているのは、体の数値だけではありません

体調、症状、数値。
もちろん、どれも大切です。

でも、それだけで判断することはありません。

✔ 表情がいつもと違う
✔ 話すスピードが少し遅い
✔ 今日は言葉が少なめ
✔ ふとした沈黙が長い

そうした小さな変化の中に、「今のその人」が表れることがあります。
看護師として、人として、そのサインを見逃さないでいたいと思っています。

 

『前はこうだった』より『今はどうか』を大切にしています

その人らしさは、ずっと同じ形ではありません。

✔ できていたことが、難しくなること
✔ 大切だったことが、変わること
✔ 価値観が、少しずつ移ろうこと

それは、自然なことです。

私たちは、過去の姿に縛られるのではなく、「今のその人」に合っているかどうかを何度でも確認していきたいと考えています。

 

ご本人の生活には、ご家族の気持ちも含まれています

在宅生活は、ご本人だけで成り立つものではありません。
そばにいるご家族も、同じ時間を過ごし、同じ生活をしています。

✔ 無理をしていないか
✔ 頑張りすぎていないか
✔ 誰にも頼れなくなっていないか

ご本人のことを考えるからこそ、ご家族が自分のことを後回しにしてしまう場面もあります。
私たちは、ご本人と同じくらい、ご家族の表情にも目を向けたいと思っています。

 

この街で暮らしてきた時間ごと、支えたいと思っています

私たちは、千葉市若葉区で訪問看護を行っています。
この街には、この街なりの暮らしがあります。

〇 長く住み慣れた家
〇 ご近所との関係
〇 昔からの生活リズム

地域を知ること。
暮らしを知ること。
それもまた、その人らしい在宅生活を支えるために欠かせない要素だと考えています。

 

私たちは、答えを急がない看護を選んでいます

「どうしたらいいですか?」
「これが正解ですか?」
そう聞かれることは、少なくありません。

そのとき、すぐに結論を出さないこともあります。

答えは、一つではないからです。

◎ 選択肢を整理する
◎ それぞれのメリット・負担を伝える
◎ ご本人やご家族の気持ちを確認する

「一緒に考える時間そのものが、在宅生活を支える力になる」私たちは、そう考えています。

 

あみ訪問看護ステーションが考える「その人らしい在宅生活」とは⁉

完璧であることでも、理想通りであることでもありません。

◎ 無理が少ないこと
◎ 気持ちが置き去りにならないこと
◎ 今日を、今日として過ごせること

そうした日々の積み重ねが、その人らしい在宅生活につながると考えています。

 

心が揺れながら暮らすことも、在宅生活の一部です

在宅生活には、不安も、迷いも、揺れもあります。
それは、弱さではありません。
私たちは、その揺れごと支えたい。

 

「その人らしさ」を、一緒に探し続けるために

答えを決めるのではなく、一緒に探し続ける。
それが、千葉市若葉区で訪問看護を続けている私たち(あみ訪問看護ステーション)の姿勢です。

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