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ケアマネの仕事が好き…でも今の働き方は好きじゃない人へ

2026年07月02日

2026年、静かに始まっている変化とこれからの働き方について

あみ訪問看護ステーションの野﨑(ノザキ)です。

普段は代表という立場で事業所運営にも関わっていますが、今も現場でケアマネとして利用者さんやご家族、多職種の皆さんと関わっています。

今日は制度の説明でも、求人の話でもありません。

現場にいる一人として、最近感じていることを書いてみたいと思います。
最近、同業の方と話していると、こんな言葉を聞くことがあります。

💬「ケアマネの仕事自体は好きなんです」
💬「利用者さんと関わる時間は好きなんです」
💬「辞めたいわけじゃないんです」

そして、そのあとに続く言葉があります。

💭「でも、最近少し余裕がないです」
💭「この働き方を何年続けられるか分からないです」

この感覚、私はすごく自然なものだと思っています。
その人たちは仕事を嫌いになったわけではないからです。

ケアマネという仕事を大事にしている人ほど、この違和感を抱きやすい気がしています。

ケアマネは制度を回す仕事ではなく生活を見る仕事

ケアマネの仕事って何でしょう。

● ケアプランを作ること
● サービスを調整すること
● 担当者会議を行うこと
● 制度説明をすること

もちろん全部必要です。

でも私は、そのどれも目的ではないと思っています。

ケアマネは、その人の生活を見る仕事です。
利用者さんが何を大事にしているのか。
何を諦めているのか。
家族はどんな気持ちで支えているのか。
言葉になっていない不安はないか。

そこを一緒に見つけていく仕事です。

だから支援って正解がありません。

「同じ介護度」「同じ病気」「同じ年齢」
それでも必要な支援は変わります。

訪問すると自然と見ているものがあります。

◎玄関
◎靴
◎食卓
◎冷蔵庫
◎部屋の空気
◎家族との距離感
◎会話のテンポ

こういう小さな変化が意外と大きなサインだったりします。

「最近外出減ったかな」
「食事が変わったかな」
「家族が疲れていないかな」

制度だけでは見えないものがあります。
だから私は今でも、この仕事が好きです。

でも最近、利用者さんを見る時間より利用者さんの周りを回す時間が増えている

ここ数年、少し変わってきた感覚があります。
ケアマネの仕事そのものが変わってきています。

やることが増えています。

📄 書類
🤝 多職種連携
🗣 制度説明
☎ 家族対応
📋 記録
🚨 緊急対応

しかも全部、人との関係がある仕事です。

☑ 利用者さんには安心してもらう
☑ ご家族には納得してもらう
☑ 現場とも関係を崩せない
☑ 制度変更にも対応する

どれも必要。
どれも大事。
だから断れない。

その結果、少しずつ起きることがあります。
利用者さんを見る時間より利用者さんの周りを回す時間が増える。

訪問中でも、「次の予定」「戻ったら連絡」「今日終わらせる書類」頭のどこかで考えている。

利用者さんの話を聞いているのに少し急いでいる。
そんな日もあります。

近年もケアマネ不足の背景には人員だけではなく業務負担や役割の広がりがあると指摘されています。
現場にいるとこの感覚は少し分かる気がします。

2026年、ケアマネはさらに辞めると言われています

最近、「ケアマネ不足すごいですよね」そんな話を聞くことが増えました。

もちろん人が少ない問題はあります。
でも現場にいる感覚だと、それだけではない気がしています。

人手不足というより続けられなくなっている。
こちらの方が近い気がしています。

理由は単純です。

抱える量が増えています。
しかも、気疲れする仕事が多い。
ここが大きい。

ケアマネって仕事量だけで辞める人より気疲れで辞める人が多い仕事かもしれません。

ずっと気を張っている。
「利用者さん」「ご家族」「事業所」「制度」全部に気を遣う。
だから疲れ方が静かです。

真面目な人ほど危ない

▶ 優しい人ほど抱えます
▶ 責任感がある人ほど引き受けます
▶ 経験がある人ほど頼られます

そして本人は言います。
「大丈夫です」
でも、本当に大丈夫とは限りません。

最近よく見る流れがあります。

▶ ベテランが静かに辞める
▶ 主任クラスが疲弊する
▶ 若い人が入りづらくなる

しかも怖いのが、限界そうに見えない人ほど突然離れることです。
ある日、「少し休みます」「もう無理です」になる。

これは弱いわけじゃない。
最後まで責任を果たそうとした結果だったりします。

代表になって見えたことがあります

以前は考えていました。

●どうしたら効率よく回るか
●どうしたら早く終わるか

でも今は少し変わりました。
ケアマネの仕事って早さだけでは測れない。

✔ 利用者さんが話し始めるまで待つ
✔ 家族の空気を読む
✔ 雑談する
✔ 沈黙を急がない

こういう時間が支援を変えることがあります。

数字だけ見たら非効率かもしれない。
でも生活を見る仕事だから必要です。

だから最近は、どうしたら頑張れるかではなく、どうしたら続けられるか。
こちらを考えるようになりました。

2026年以降、必要なのは強い人ではなく抱え込まない仕組み

これから必要なのは、「気合い」「根性」「頑張り」だけではないと思っています。

必要なのは、

◎相談できる
◎共有できる
◎助けを求められる
◎役割を分けられる
◎支え合える

こういう働き方です。

良い支援は、支える側の余白から生まれることがあります。
利用者さんに優しい職場は、働く人にも優しいことが多い。

最近、そんな場面を見ることが増えました。

ケアマネの仕事が好きなら、その気持ちは置いていかなくていい

もし今、
▶ 利用者さんと話す時間は好き
▶ 支援を考える時間も好き
▶ ケアマネの仕事も好き

でも、今の働き方をこの先も続けるイメージが持てない。
そんな感覚があるなら、その気持ちは大切にしてほしいと思っています。

仕事への想いがなくなったわけではないかもしれません。
働く環境や続け方を考えるタイミングなのかもしれません。

私自身、代表であり現役ケアマネとして、これから必要なのは頑張れる人を増やすことではなく長く続けられる人を増やすことだと思っています。

そして、その考えを強く感じるのが訪問看護の現場です。

私たちあみ訪問看護ステーションには、看護師、リハビリ職、地域の関係職種と連携しながら、一人の利用者さんの生活を支える文化があります。

医療だけを見る。
介護だけを見る。

ではなく、「この人がどう暮らしたいか」を中心に支援を組み立てていく。

これから先、在宅支援はもっと連携が必要になります。
だからこそ、一人で抱えない、相談できる、役割を分けながら支える。
そんな働き方が必要になると思っています。

もし今、ケアマネの仕事が好き。
でも、今の働き方は好きじゃない。
そう感じている方がいたら一度お話ししてみませんか。

転職前提でなくても大丈夫です。
「まずは話してみる」「現場を見る」そんなところからでも十分です。

私たちあみ訪問看護ステーションは、一緒に地域を支える仲間との出会いを大切にしています。

✅ 経験より利用者さんに向き合う姿勢
✅ チームで支える考え方
✅ 長く地域で働きたい気持ち

そんな部分を大切にしています。

ケアマネの仕事が好きなら、その気持ちは置いていかなくていい。
働き方は変えてもいい。

支える仕事だからこそ、支える側も安心して続けられる。
そんな地域を一緒につくっていけたら嬉しいです。

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