あみの訪問リハビリとは?
「もう一度、自分の力で歩きたい」「家の中で安心して動けるようになりたい」そんな思いに応えるのが、訪問リハビリです。
理学療法士(PT)などの国家資格を持つリハビリ専門職が、ご自宅に訪問し、生活環境に合わせたリハビリを行います。
通院が難しい方や、入院中は順調だったけど退院後に動きづらくなったという方でも、ご自宅での「実際の生活」に合わせて訓練ができるのが訪問リハビリの大きな特長です。
無理なく、できることを増やしていく。訪問リハビリは、身体だけでなく「心の自信」も取り戻すお手伝いをしています。
ご利用ができる方
ご高齢や障がいにより、外出・通院が困難な方
退院直後で、自宅での生活動作に不安がある方
転倒が不安で家の中の動きが不自由な方
脳梗塞や骨折の後遺症がある方
ご利用までの流れ
Step01
相談・問い合わせ
ケアマネジャー、医師、地域包括支援センター、または当事業所へ直接ご相談ください。
Step02
主治医からのリハビリ指示書の発行
医師の指示が必要です。通院中の病院やクリニックにご相談ください。
Step03
訪問リハビリの計画作成・契約
リハビリの内容や回数・時間などを相談し、契約を行います。
Step04
訪問開始・定期的なケア
担当の療法士がご自宅へ訪問し、リハビリを開始します。定期的に目標や内容を見直しながら継続します。
ご利用料金のめやす
介護保険利用の場合
要介護認定を受けている場合は、介護保険で訪問リハビリを受けることができます。
[医療保険でのリハビリ回数制限]
医療保険でリハビリ専門職による訪問は、1日1回まで、週3回までという回数制限があります。
ただし、厚生労働大臣が定めた疾病等に該当する場合や、病状の急性増悪などにより特別指示がある場合は、回数制限が適用されません。
[訪問看護と訪問リハビリ併用]
訪問看護(医療保険)と訪問リハビリテーション(介護保険)は、条件を満たせば併用が可能です。
医療保険利用の場合
主治医が必要と認め、訪問看護指示書にリハビリの指示が記載されている場合、医療保険でリハビリを受けることができます。
提供できるサービス項目
1. 身体機能の回復・維持
- 筋力トレーニング、関節可動域訓練、バランス訓練 など
- 寝たきり予防、歩行の安定支援
- 拘縮予防・マッサージ
2. 日常生活動作(ADL)の訓練
- トイレ動作・入浴・着替え・食事などの動作訓練
- ベッドからの起き上がり、立ち上がり、車いす操作
- ご自宅の動線に沿った実践的な訓練
3. 生活環境の調整・アドバイス
- ご自宅の手すり設置・段差解消などの提案
- 転倒予防や生活しやすい動線のアドバイス
- 介護者への動作介助指導
4. 精神面・社会的なサポート
- 目標を持って取り組むことで生活意欲が向上
- 「できた」という実感を積み重ねることで自信に
- ご家族とのコミュニケーションの中でのメンタルケア
「できない」を「できる」へ、少しずつ。
訪問リハビリは、身体だけでなく、日々の暮らしを前向きにする「力」を育てていきます。