布施 裕美
所長・正看護師・介護支援専門員
2021年入社
Q1 これまでのキャリアについて
訪問看護の世界へ。きっかけは「声をかけてもらった」あの日から
はじめまして。あみ訪問看護ステーションで所長を務めております、布施ひろみです。
もともとは病院で研究業務に従事していましたが、その後、在宅介護支援センターで在宅患者さんの担当を経験する中で、徐々に訪問看護への関心が芽生えました。転機となったのは、ケアマネジャーの更新研修で知り合った先生から「訪問看護をやってみないか」と声をかけていただいたこと。子育て中でブランクもあった時期でしたが、その一言が新しいキャリアの扉を開いてくれました。
Q2 訪問看護(リハビリ)との出会い
“病院外のケア”が必要とされる現場に魅力を感じて
在宅介護支援センターでの経験を通じて、在宅医療の重要性を肌で感じるようになりました。訪問看護は、病院では関われなかった「暮らしの中の医療」に深く携われる仕事。直接声をかけてもらったご縁もあり、この世界に飛び込むことを決めました。
Q3 「あみ」を選んだ理由
無理なく働ける。だから“続けられる”
このステーションに入職して4年(2025年5月現在)になります。家から近いことや、社用車の利用ができる点、そして「担当制ではない」ことなど、自分のライフスタイルと両立できる条件が揃っていたのが決め手でした。特に、運転や駐車に不安がある場面もあるので、社用車が使えるのは大きな安心材料です。
Q4 他事業所と比べて感じた魅力
自由度の高さが、ケアの質につながっている
このステーションの魅力は「型にはまらない看護」ができること。マニュアルやルールに縛られすぎず、利用者さん一人ひとりのニーズに応じて柔軟な対応が可能です。必要があれば時間外の対応も臨機応変に調整できるなど、“本当に必要なケア”にしっかりと向き合える環境があります。
Q5 「あみ」のここが意外といい!と思った点
自分で考え、自分で動ける楽しさ
病院では制限が多かったことも、訪問では自分のアイデアで変えていけることがあります。「こうしたらもっと良くなるかも」と思ったことを実行できて、結果に結びついたときの喜びは、この仕事ならでは。小さな工夫が利用者さんの生活を変える可能性がある。そんなやりがいを実感できます。
Q6 やりがいと感じる瞬間
その人の“暮らし”に触れられるという価値
訪問看護の魅力は、目の前の利用者さんとそのご家族の「暮らし」に深く関われること。ケアの結果だけでなく、日々の会話や変化を通じて、少しずつ信頼が積み上がっていく。そんな関係づくりの中に、確かなやりがいがあります。
Q7 難しさを感じる場面
時間との戦い。だからこそ、仕組みで支える
訪問の合間に行う記録や事務作業も多く、時間のやりくりが課題になります。今はカレンダーで訪問予定を可視化し、記録とのバランスを取るよう工夫しています。持ち帰り仕事を減らし、スタッフがより働きやすくなる仕組みづくりが、これからのテーマです。
Q8 職場の雰囲気について
学びたい人を応援してくれるあたたかい環境
この職場では、外部研修や講座への参加を積極的に推奨しています。費用も会社が支援してくれるので、「学びたい」という気持ちがあれば、どんどん挑戦できる職場です。教える側も受け取る側も、前向きに成長できる雰囲気があるのは本当にありがたいですね。
Q9 こんな方におすすめしたい職場
“自由と責任”の中で、看護の本質に触れたい人に
訪問看護は、自分で考えて動く力が求められる仕事です。だからこそ、裁量がある分、ケアの本質に深く関われる。「もっと利用者さんのためにできることがあるはず」そんな想いを持つ方に、ぜひ来ていただきたい職場です。