平田 奈津希
正看護師
2022年入社
Q1 これまでのキャリアについて
病院での急性期経験から、在宅への転換を決意
新卒で大学病院に入職し、約5年間、急性期の現場で働いていました。その後も外科中心の混合病棟で勤務を続け、手術後の患者さんや終末期の方々のケアに携わることもありました。
ただ、急性期では常に時間や処置に追われ、「もっとじっくり関わりたい」という想いが強くなるばかりでした。患者さんが退院した後の生活にも関心を持ち、「在宅ケアってどうなんだろう?」という気持ちが膨らんでいきました。
Q2 訪問看護(リハビリ)との出会い
自宅で過ごす人の“人生”に、看護で寄り添いたい
実は、訪問看護はこの「あみ」が初めてです。復職を考えていたタイミングで、5年以上のブランクを経て「どうせならずっと気になっていた訪問の世界に挑戦してみよう」と思い切って飛び込みました。
病院の中では見えなかった「退院後の暮らし」に関わることができる。その喜びと責任が、今の私のやりがいにつながっています。
Q3 「あみ」を選んだ理由
通勤しやすさだけじゃない。「想い」が響いた面接
比較したのはもう1社だけでしたが、最終的な決め手は面接でした。
野﨑さんが語ってくださった“在宅医療への想い”や“ご利用者への向き合い方”に心を打たれ、「ここで働いてみたい」と素直に思いました。通勤距離も含め、「自分に合いそう」という直感を信じて、入職を決めました。
Q4 他事業所と比べて感じた魅力
「ここまでやるんだ」と驚いた“もう一歩”のケア
比較対象は多くありませんが、実際に働いてみて感じたのは、あみ訪問看護は“ただの業務”ではなく、利用者さんの生活全体に寄り添う姿勢があること。
がん末期の方に対して朝・夕の訪問を重ね、最期の時間を支える場面もあります。
「“あみさん”がいたから、家に帰れた」と言っていただけたとき、「ここでよかった」と心から思いました。
Q5 「あみ」のここが意外といい!と思った点
“かゆいところに手が届く”ケアが根付く文化
社長の野﨑さんがよく言う「架け橋になるケア」「もう一歩踏み込むケア」という言葉が、ただのスローガンではなく、本当に根付いています。
その人らしい生活を支えるために、「まだできることはあるか?」を考えて行動する。そんな空気が自然とある職場です。
Q6 やりがいと感じる瞬間
「これだったんだ」と腑に落ちる関わりができた時
訪問看護は、ご自宅での関わりだからこそ、信頼関係の構築に時間がかかります。
でも、少しずつその方の思いや望む生活を汲み取って、それに合ったケアができたとき、「ああ、間違ってなかったな」と感じられるんです。
チームみんなで情報を共有しながら、試行錯誤して“その人にとっての最善”にたどり着いたときの達成感は、言葉では言い表せません。
Q7 難しさを感じる場面
情報共有の“タイミング”と“伝え方”の難しさ
訪問に出ている時間が多く、細かなニュアンスや気づきが共有しづらい場面もあります。
チャットやシステムでの共有はしていますが、「こうするとよかったよ」といった小さなヒントは、やっぱり会話の中で自然に出るもの。そうした情報をどうタイムリーにチームでシェアするかが今後の課題です。
Q8 職場の雰囲気について
自然と気配りができる、あたたかなチーム
話しかけやすいスタッフも多く、気さくに「今日のご利用者様(ご新規様)どうだった?」と聞ける雰囲気があります。ただ、新人さんにとっては会話に入りにくいこともあると思うので、こちらからの声かけや、話しやすい空気を意識的につくるようにしています。
Q9 こんな方におすすめしたい職場
“ただの看護”を超えた関わりを求める方に
その人の人生に、そっと寄り添う。そんな看護をしたい方にはぴったりの場所です。
業務をこなすだけではなく、「どうすればこの人らしく過ごせるか?」をチームで考えて動ける職場です。